id=”SAO-ソードアートオンライン-11巻-あらすじ感想ネタバレあり-発売日20121208″>SAO ソードアート・オンライン 11巻 あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日2012/12/08
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
学園で自分たちの居場所を築き上げたキリトとユージオ!
そんな二人と後輩の学園生活を描いたアリシゼーション編の第3巻
ソートアート・オンライン 11巻アリシゼーション・ターニングの感想になります
前回の表紙が先輩だったのに対比するように、今回は後輩二人ですよ!
いやあ、こうしてみるとやっぱり異世界系学園モノの制服っていいですよねえ
なんていうか、その世界と文化をあらわしている感じが素晴らしいです
露出は控え目ですが、その分、清楚さがあっていいですよねえ
- SAO ソードアート・オンライン 11巻 あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日2012/12/08
- ソードアート・オンライン 11巻 アリシゼーション・ターニング あらすじ
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ソードアート・オンライン 11巻 アリシゼーション・ターニング あらすじ
キリトが謎のファンタジー世界に入り込み、二年が過ぎた。
“北セントリア帝立修剣学院”の“上級修剣士”となったキリトと親友ユージオの二人は、人界最強の秩序執行者“整合騎士”目指し、修行の日々を過ごしていた。
“上級修剣士”の二人には、身の周りの世話役があてがわれる。
キリトにはロニエ、ユージオにはティーゼ。四人は互いに絆を結び、充実した修士生活を過ごしていた―その時。
突然、“悪意”はやってきた。
ロニエとティーゼが、下劣な貴族達の罠に嵌められる。
それを知ったユージオは彼らに対して剣を抜こうとするも、教会への信仰心で身体が動かない。
その時、ユージオの右目を凄まじい激痛が貫き、奇妙なしるしが浮かび上がる。
それは、ユージオには読めない神聖文字の羅列だった。
―「SYSTEM ALERT」。
ソードアート・オンライン 11巻 アリシゼーション・ターニング 感想・ネタバレあり
貴族は外道と相場が決まってる…えげつない貴族との対面は続く
前巻から小物っぷりを存分に題していた貴族の二人組である、ライオスとウンベール
今回はその二人が「悪意」として猛威を振るう回でした
『規則として決まっていることは破ってはいけない』
から生まれた
『規則を守っていれば何をやってもいい』
という悪意ある解釈
こういう手合いを相手にしたら、どんなに細々と規則を決めても無駄でしょうね
絶対に、どんな手を使ったとしても、こずるく抜けてくるでしょうから
のらりくらりと自分の非を認めずに相手を煽って怒らせる
その手慣れた仕草からも、常習犯っぷりが見えるのが本当にすごい
おそらく、今までの貴族たちは、いかに法に触れずにあくどい事をやれるかに心血を注いだのでしょうね
そして、それが貴族の子たちにも脈々と受け継がれている…と
そんな悪意ある試行錯誤の集大成的な今回の話は見ていて「えげつないなぁ…」とつぶやきたくなるほどでした
ユージオを筆頭に、ロニエやティーゼも、そんな思考は毛ほども持ち合わせていません
そうすると、そんな昏(くら)い感情がどこから芽生えたのか気になりますね
キャラの中に元々、善性を持つ者と悪性を持つ者がいるのか
それとも、より大きな権限を持つ貴族というポジションにいたから、歪んだのか
個人的には、過去にこれを発見したものたちの血族が、だんだんと歪んでいったんじゃないかと思ってます
そして、今までに救われなかった女の子がたくさんいるんだろうなぁ…と思うと薄い本がたくさん生まれそうですね
フレニーカは、本当におつかれさまでした
ロニエとティーゼの二人は癒しでした…トラウマすごいだろうな…
表紙、裏表紙、カラーの挿絵とたくさんに愛らしい顔を見せてくれた二人
でも、そんな二人が今回は一番の被害者でした
友人が延々とセクハラをされているところから始まった今回の話
友人のためにも自分たちが頑張らなきゃ
先輩たちに迷惑をかけるわけにはいかないから、自分たちが頑張らなきゃ
そんな、二人の健気な想いが引き寄せてしまった悲劇
辛うじて、本人たちの身の安全はなんとかなりましたが…
結果として、大好きな先輩たちは罪人として捕まってしまった
助けてもらったなんて、素直には喜べないでしょう
自分たちのせいで、先輩たちは罪を犯して捕まってしまった
その自責の念は、ずっとずっと彼女たちをこれから苛み続けるのでしょうね
もう、中途半端な呪いよりもよっぽど強力でしんどいですよ、これ
なんていったって、自分の好きな相手ですからねえ…ほんときつい
そして、一分間の猶予があった別れ
そんな短い時間じゃ、伝えたい言葉の半分も言えなかったんじゃないかなと思います
そして、何よりも、学院に残された二人の後悔と絶望はすさまじかったと思います
誰の傍付きにもならず、疲れ果てるまで訓練を続ける二人の姿が目に浮かびます
あのとき、ああしていれば、こうしなければ…
その想いが、剣を握る手に力をくれる
後悔を抱いて生きる二人が、今後も元気であって欲しいですね
段々とその目に見えてくる、アンダーワールドという世界の闇
『人工知能は、理(ことわり)に抗うことはできるのか?』
定められたルールを守ることこそが与えられた使命であり、そこを破ることはできない
それを、後輩の危機を救うためにユージオは乗り越えました
禁忌目録を代表として、世界を成り立たせるために張り巡らされたルール
それを破るために、どれだけの労苦がいるのかは、ユージオがたっぷりとみせてくれました
キリトさんの影響は、もちろんあったでしょう
そして、目の前でアリスを連れ去れるといった過去も大きく影響しているでしょう
でも、きっと、それだけじゃないでしょうね
ユージオ自身の心根の優しさ、今までの思考パターンや行動パターン
そして、ロニエとティーゼへ向ける愛情とライオスとウンベールへの怒り
それら全てのパラメーターが天秤にかけられた結果の最適解が、きっと、後輩を守るという行為だったのだと思います
あれは、本当にAIがAIの壁を越えて自立した瞬間なのかもしれませんね
ディルディルいいながら壊れてしまったキャラがいることも考えると、本当にあれを超えて無事なユージオは奇跡なのかもしれない
そして、ディルディルいいながら壊れる瞬間が、前巻でアスナ相手に菊岡たちが見せた実験の結果と酷似…というあたりも本当にえぐい
あくまでもアンダーワールドの世界は単なるゲームではなく、(人体?)実験も含まれているというのが、まざまざと見せつけられましたね
今までは、純粋に困難もある冒険モノでしたが、こうやって裏側が見えてくると本当に世界というのは暗く淀んで見えますね
その世界に生きる人間の知識が、世界の鮮やかさを変えてしまうというのは皮肉な話ですね
今回でアリスとの再会も果たしたキリトとユージオ
カーディナルの情報で管理者権限を強奪したボスの姿も見えましたが、まだまだ物語は途中という感じですね
次の巻もたっぷりとこの世界を楽しみたいと思います
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コメント
Web版だとたしか処女喪失して最初は耐えてたけども途中から泣き叫びながらレイプされてたんだっけ?