リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)24巻 あらすじ・感想・ネタバレあり発売日2020/9/25
2020/09/29 ネタバレ感想追記
リゼロ 23巻の発売日2020/6/25から3か月
本当に3か月ごとにきっちり新刊が出てくるリゼロはマジですごいですよね…!
今回の表紙はメイリィ嬢!!
何気に表紙は二回目なのですよね…この子!!
リゼロ12巻でも表紙…! 24巻でも表紙…!
つまりこれは、36巻でも表紙を取るという法則では(違
はい、与太話もこれぐらいにして!
23巻の終わり方からして今回はめちゃめちゃ期待が持てる回なので超楽しみです
リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)24巻 あらすじ紹介&購入前雑談
「さあ、話をしようぜ。──俺を殺した責任、取ってもらうからな」
失った『記憶』を求め、再びの異世界生活へ臨む覚悟を決めたナツキ・スバル。
待ち受ける悲劇から大切な仲間を救うため、スバルは『タイゲタ』の書庫へ希望を託す。
死した人間の過去を知るための『死者の書』、終わりを意味する『死』の記憶に未来を求め、本を開いたスバルは白い世界へ
――そこでスバルを待っていたのは、おぞましき欲求に身を委ねる存在と、彼方へ消えてしまった『記憶』の中で微笑む、会えないはずの少女の姿――。
「――立ちなさい! 立って、立ち上がって、救ってきて、全てを!」
大人気Web小説、赦しと邂逅の第二十四幕。
――見知らぬ君よ、どうか声を聞かせて。
表紙はメイリィ&魔獣!? 仲間が禍々しすぎて恐い…
うん、恐いというよりも気持ち悪い…といったほうがいいですかね
今回のお話では、いろんなところでキーパーソンとなっているメイリィ
ついに24巻で表紙を使うほどの成長を遂げたようです
ここにきてこの子が活躍とはね…
前回でこそスバルに(?)殺されたというのはありますが、後ろの仲間を見れば戦闘力が十分であることは証明されるはず
その魔獣をどうやって誰に使うのか…が今回の一番のポイントになりそうですね
魔物使いキャラは使役するモンスターとのコミュニケーションとか感性が独特なので個人的に好きです
活躍、楽しみに見させてもらおうと思います
スバルさんの復活が楽しみでしょうがないです!!
はい、あらすじだけ見ていると、めちゃめちゃ謎めいてますが…
今回はリゼロでいうところの見せ場&反撃回になってくれそうな空気がありますね
もともと、リゼロの基本的な構成の中は、失敗&苦難からの成功だと思ってます
嫌というほどの敗北を味わい、地獄を見て、心も体も傷ついて…
そこから、それでも…と歯を食いしばって懸命に抗う
そんな逆転劇の構成で考えれば、今までのところは苦しむターンだったと思います
スバルさんの記憶が失われ、その状態でも誰一人止まることなく物語は続いていった
再びの異世界生活へ臨む覚悟を決めたナツキ・スバル。
前回であるリゼロ 23巻は、まさしく、その覚悟を決めるための回でした
あんな荒療治で治療っていっていいのか…と戸惑うぐらいの過酷さでしたけど
それでも、スバルさんがスバルさんとして再起するために必要な工程だったと思います
「さあ、話をしようぜ。──俺を殺した責任、取ってもらうからな」
そんな復活のスバルさんがどや顔で告げてくれてるんだと思います、このセリフ
うん、それだけでも最高に熱いですよね
もうその熱だけで満足な気もするんですが、もう一歩踏み込んでみて
さて、スバルが指をさして言ってそうなこのセリフを告げた相手は誰なのか…?
それがもう、気になってしょうがないですね
話をしようとしているから会話可能な相手(獣ではなく人)なのはもちろんでしょう
そして、もう一つ気になるワードが「殺した責任」となります
つまりは、加害者として今までにスバルと関わってきた者になります
今回の旅の同行者なのか、塔で出会った面々なのか
意表を突かれるだろうな…と思いながら期待が止まりません
邂逅(思いがけなく会うこと、めぐりあい)の示す相手とは?
赦しと邂逅の第二十四幕。
あらすじのこの部分も、とても気になります
赦しは何に対しての…というのがイメージついていないので正直わかりません
でも、邂逅(かいこう)という単語は辞書を使えばわかります
邂逅「思いがけなく会うこと、めぐりあい」
はい、思いがけない出会いですよ
もうちょっと勝手な解釈を加えてみると、ここにいないはずの人間に会える
それって、今回旅してきたメンバー以外との出会いがある…という話だと思うんですよね
今までのメンバー内で誰かが来るのか?
それとも全く別のキャラが来るのか?
個人的には、覚悟を決めたスバルへの増援だったら嬉しいなと思うのです
リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)24巻 感想・ネタバレあり
俺を殺した責任を取ってもらからな! メイリィとの和解回でした
殺した責任を取らせるって、その状況がもうすでにヤバいですよね
死に戻りによる復活を遂げたからこそ、口にすることができる言葉だと思います
そして、今回は表紙にもなったメイリィさんとの対話
最初の頃に右も左も分からないスバルさんを突き落としたことも発覚してのお話でした
今回は自分が襲われる前に用意周到に準備していましたが…
すごい、見事な手際だと拍手したくなるほどきれいにスバルの策がハマってました
エミリアに声をかけ、ベアトリスとシャウラに手を借り、万全を尽くす
そのうえで、自分の命をエサにしてメイリィを釣り上げるのだから見事なものです
そして、そのあとの対話を見ていて「スバルの本質は変わらない」論に深く納得しました
こうやって、相手と話をして、仲良くなって懐柔していく
それは、スバルの生まれ持った力の一つなのだな…と実感しました
今回もいろんな人たちと対話をしていきましたけど、のきなみ好感度はあがりましたからね…
本当に見事なものだと思います!!
積み重ね続けてきた結果の快進撃
そして、メイリィが協力的になったことで大きく改善・進展した展開が面白かった
メイリィの今後の扱いもレギュラーになってくれそうですし、楽しみです
お母さまである「色欲カペラ」さんのときにもリアクションが期待できそうですしね
いやあ、カペラさんの激詰めとか超恐そうだわ…
今後の活躍も楽しみにしたいと思います
記憶を奪った暴食の大罪司教「ルイ・アルネブ」とご対面!一瞬だけレムの姿が!!
この姉妹が仲良くしているところが個人的に一番好き
早く二人のかけあいが見られるようになってほしい…!
で、今回はレムさんの話!
挿絵で帰ってきてくれたことがね、なによりも嬉しいですよ俺は!!
本当にね、眠り姫となってからの時間は驚くほど長いだろうに…
それでも、たくさんの人が…!
作中でも読者側でも、本当に驚くぐらいの数の人が…その帰りを待っているのだから
本当に早く復活してほしいものです
今回のプレアデスの監視塔編で復活となってくれたら、これほど嬉しいことはないですね
そして、諸悪の根源とご対面!!
暴食の「ルイ・アルネブ」とご対面した回でした
ついにスバルの記憶がなくなった理由がここに!
焦らされて焦らされて焦らされまくって、ようやく追いついた感がありますね
スバルが死者の書を読んでいた理由は、レイド・アストレア対策
そして、そこに関わってきたのは暴食!
なんとも突発的に運のない遭遇をしたものだ…と、周りがため息をつきそうですね
死ねば死に戻りができたのに、死ねなかったからこそ苦難の道になった
そういう複雑骨折が描かれるのもリゼロのすごいところですよね
読み解いて読み解いて、ようやく分かる…的なやつ
なんにせよ、二度目に同じ失敗をしなくて本当によかった
それも、レムのフォローがあって危機を回避という展開が熱いですね
スバルにとってなくてはならない存在
それがレムなのですから、早い復帰を待ちたいと思います
ベアトリスは今日も可愛い、相変わらずのスバルべったりでした
何度だって書きますけどね、べったりとスバルにくっつくベアトリスが可愛いんですよ
15巻からもう9巻も進んでいるんですよね
その相思相愛ぶりは、留まるところをしらない感じで本当に微笑ましい
スバルが死に戻りなども含めると、意識を失っている回数が非常に多いです
そのときに不安げな顔で見ているときにベアトリスが見てることって本当に多いんですよね
いつも不安で、目を覚ましてくれたことに安堵する
ずっと一緒、いつも一緒、それは命が終わるときでも一緒
本当にいい相棒にめぐりあったものだとしみじみ思える二人でした
レイド・アストレアの圧倒的な力は健在! 途方もない戦力でした
前巻では見事に表紙まで飾ったこの男!!
今回もこの男を倒すために死者の書を読んだけれど、攻略の糸口はつかめず…
それどころか、暴食の大罪司教と悪魔合体して地獄を見せてくる始末
本当に、強すぎて扱いに困るキャラってのはすごいですよね
これが伝説級の強さか…としみじみ思います
そして、今回はその伝説っぷりがいい意味でも発揮されて楽しかった
大罪司教VSレイド・アストレア
どうなることやら…と思いながら見ていましたが、レイド・アストレアの圧勝
もうね、文句なし、圧倒的!
これだけの敵を相手にしてるんだなぁ…というのがそこからも分かる感じでした
試練における最大の壁であり、対処しなければいけない相手
その強さをより強く実感する回でした
シャウラは敵?味方? 確かめるために命を天秤に乗せた回が熱かった
プレアデス監視塔で参加した裸のおねーさんこと「シャウラ」さん
『ルールを破れば、血も涙もないキリングマシーンになる』
冗談めかしての話だから気にしていませんでしたが、考えてみれば、めっちゃ言ってましたね…
そして、その姿が因縁のあった大サソリとは思いませんでした
その事実を確認するためだけに、己の命を一回使ったスバル
一回の死と引き換えに、自分の仲間か敵かを見極めた
あの一回が、俺は今回の話の中でも一番好きです
死が辛くて苦しいものだと、一番分かっているスバル
そのスバルが自分の死を一回捧げても確認したかった事実
そして、それがシャウラが仲間である事実と共に分かるのだから熱いですよね
個人的には、シャウラが自我のあるうちにスバルを追いかけて飛び出したところが本当に好きです
あれ、シャウラ本人は無意識で、迷う必要もないぐらいに当然なことなのでしょうね
本当に、本気で、師匠のためなら自分の命なんて惜しくない
寂しくて寂しくてどうしようもなかった…その400年の歳月を考えれば、あのべたぼれぐあいもうなずけようというものです
そして重大ヒント
ここにきて必死にシャウラが隠し続けてきたルールが開示されました
- 『試験』を終えずに去ることを禁ず
- 『試験』の決まりに反することを禁ず
- 書庫への不敬を禁ず
- 塔そのものへの破壊行為を禁ず
- 『試験』の破壊を禁ぜず
さて、スバルはこれを聞いただけで閃いたようでしたが…
俺はまだイマイチぴんと来てないです!
『試験』の決まりに反することなく、塔そのものを破壊するのではなく…
試験自体を破壊する…とはどういうことなのか?
そして、誰かがルールを破った…とありましたが、一番の心当たりは「塔そのものへの破壊行為を禁ず」をレイドが破ったところかなと思ってます
さて、試験の破壊が何を示すのか…次の巻を待ちたいと思います
これで、全ての準備は整った!
そう思わせてくれる最高のラストでした
次回でプレアデス監視塔編も終了かな?
こうして、進んだ…感があるのもリゼロのいいところですね
次の結末を楽しみに見届けたいと思います
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