ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか12巻 あらすじ・感想・ネタバレあり 最新刊 発売日2017/5/24
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
2017/5/25 19:00感想を追記しました
ダンまち11巻 発売日2016/10/14から、半年ちょっと
いや、11巻は本当に最高だった、それだけに続刊を待ち焦がれたぜ…
というわけで、今回は今一番勢いがあると勝手に思ってるファンタジーラノベ
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか 12巻の感想です
表紙のリリとベルのペアがいいですね、この二人のコンビはホント大好きです
こうして並んで映ってくれるだけでも、ついつい嬉しくなっちゃいますね
ダンまち12巻 あらすじ&あらすじの雑談
そして、少年は再び走り出す。
好敵手との死闘を経て成長を遂げたベル。
昇格(ランクアップ)、神会(デナトゥス)、称号。
人々や神々、オラリオ中の注目を集める中、彼のもとにもたらされるのは一通の書状だった。
「強制任務(ミッション)……『遠征』?」
ベル・クラネルは『資格』を得た、更なる冒険に臨め――。
ギルドより届いた指令がベルを新たな舞台へと導く。
迷宮攻略のために発足される『派閥連盟』。
これまで戦ってきた仲間達とともに、
新たな階層、新たなモンスター、そして新たな『未知』に挑む。
新章開幕、下層域『新世界』へと突入する迷宮譚十二弾!
これは、少年が歩み、女神が記す、 ──【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──
死闘を乗り越えたご褒美としてのランクアップ&称号獲得!?
こういう、勝利気分をじっくり味わえる展開っていいですよね
勝利は、勝った瞬間だけじゃなく、その後にも影響するものですから
にしても、称号というのが気になりますね
ベルの称号が、リトルルーキーから別の名前に変わるのか?
それとも、他のメンバーが名づけられる展開かな?
ヴェルフの不冷(イグニス)みたいなのがみんなにつくのかなと思うと、それはそれでいいですよね
そして、ついに物語は下層域へ…
パーティメンバーのレベル不足をどうにかできるのか、それともメンバーが絞られてしまうのか
他のパーティと行くからある程度低くても許されるのか…
でも、ファミリアとして一丸として動くだろうから、パワーバランスをどう乗り越えてくれるのかが楽しみですね
ダンまち12巻 感想・ネタバレあり
増えた出番で存分に魅力を見せつけてくれた、リリの回でした
表紙になっていたから、楽しみにしてたんですよ
いやー、ほんとに予想以上でしたよ、最高でした
戦力外と言われていたから、遠征のメンバーから外されるのかと本当に心配でした
そこから、指揮官としてのポジション獲得ですよ
今までもなんとなくこなしていたこのポジション、でも、本職としての自覚を持ってやるって、また別だと思うんですよね
遠慮もなく、責任を持って指揮をするというリリの配置転換は、今後にも大きく響いてくれそうです
大部隊を率いるなら、各個の能力が高いだけでは足りない
それを率いることの必要性と責任の重大さを、この巻でたっぷりと実感できました
面白かったのは勇者【ブレイバー】のフィン・ディムナとの対比ですね
すごい冒険者だと誰もが知っているし、その存在に近づけたらと思う
そんなリリの願いの横にあったゆずれない思いが、本当に素敵でした
「何のために、誰のために冒険をしてきたのか」
「誰のサポーターとして生きていたいのか」
それに恥じ入らない自分でありたいと願う姿は最高でした
何よりも一番良かったのは、最後にベルが駆けつけたシーンです
やりとりをする暇なんてなかった
それでも、リリなら分かってくれるとベルは信じて叫んだ
相手への指示でもなく、自分がすることでもなく、ただ、リリの名前を呼んだんですよ
それでも思いが届くのだから、このコンビは最高ですよね
他の誰にもできない離れ業ですよ、なんなら心の空中ブランコと賞賛したくなるレベル
あれは、ベルとパーティーを組んだ時間が一番長いリリだからこそ、出来た連携なんじゃないかと思います
その信頼関係が、ポーションを渡すところにまできちんと描かれていて最高でした
「誰かの近くにありたい」というのが恋心なら、あの瞬間の一体感ほどに尊いものはないかもしれない
そう思わせてくれるほどの最高のシーンでした
そして、最後にしっかりとマーメイドのマリィに嫉妬して頭突きするところもご愛嬌
これからもパーティーの中枢として、活躍して欲しいものです
恋する乙女なエイナさんが教えてくれた、時間をかけたおねショタの味わい
ベルの年下らしさが今までは十分に発揮されていたので、ああ、お姉さんとショタでおねショタってこういうものかーと楽しんでました
でも、今回は、ちょっとそれが変わってきた気がします
『熟成させた酒は風味が変わり、味に深みが増して二度美味しい』
それが、オネショタでもあるなんて知りませんでしたよ、俺は
いやはや、勉強不足ですね、脱帽でございます
数年の間会っていなくて、大人になったなぁ…的な話は何度か見た覚えがありました
でも、こうして初対面から時間を共有している二人が、成長の尊さに気づく展開というのは、個人的に覚えがなくて、そして、最高でした
弟を見守る、余裕たっぷりなお姉さんのつもりだった
でも、ベルが子供じゃなく男なんだと自覚した
生まれて初めて恋に落ちたとエイナさん自身が理解した
それだけでもいいっていうのに、まさか、同僚のミィシャに「からかわれる」どころか「諭されている」とは思いませんでしたね
『からかう』のは、あくまでも冗談半分です
でもね、『諭す』というのは、本気だというのが分かるから告げる言葉です
誰から見ても恋に落ちている状態だと分かってしまうほど、ベルに夢中になってしまっている、その事実こそが、最高なんですよね
ミィシャもエイナのことが心配だからこそ、諭すのでしょう
そして、『それでもいい』とエイナが心を決めたら、きっと応援するのでしょう
二人で晩御飯をしながらそんな話をするのが想像できるようですね
今回も登場シーンは少ないながらも、その大半が恋する乙女のそれでしたねえ
いやいや、少ないながらも追い風がいい感じになっているので、今後に期待です
あまりにもエイナさんが好きすぎてSS書きました
同じくエイナさん好きの人は、あわせてお楽しみください
新たな階層と新たな冒険、そして、訪れた凶兆
今回は未踏階層というわけで、ついに下層まで突入ですよ
ダンジョンのお色直しって、ほんとにいいですよねー
実際にゲームをしていても、がらっと背景が変わるとそれだけでもドキドキしますしね
敵ががらりと変わるだけじゃなく、危険度も一気に跳ね上がる
そういう意味では、今回のステージは水辺ということで、その危険度もいい感じに描かれていましたね
幻想的な大絶景だけど、それだけで済むはずもなく…
ゲーム中だと進入禁止領域になってることが大半なので、あんまり実感ありませんでしたが…川や滝に落ちたら死亡って、当たり前ですよね
ダンジョンの敵はモンスターだけじゃないということを、もう一度教えてもらった気がします
今回は一巻で物語としても完結していて、盛り上がりどころも多々あり、とても読みやすかったです
そして、不穏ながらもリューさん登場フラグが立った次回も楽しみです
遠征のおかげもあって今回はまったく出番のなかった豊饒の女主人のメンバーたち
シルさんに至っては、ベルの脳内嫉妬キャラにさえエントリーされていなかったようですが、次回は出演決定でしょうから、どうなるのか楽しみですね
ダンまち ファミリアクロニクル 01巻 episodeリューのとき以上の活躍を楽しみにしています
そういう意味では、ヒロイン枠として出て来れていないヴァレン某さんも同じかな
ラノベ-ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかでも書いてますが、外伝側での活躍ばかりでなく本編にも出てきて欲しい物です
今回の事で、他のキャラもランクアップしたりしないかなー
そんなことを楽しみに、次巻を待ちたいと思います
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コメント
GA文庫のホームページで5/25発売となってますよ
楽しみに待ちましょう
通りすがりさん
ご指摘ありがとうございます。おっしゃるとおりですよね、公式HPを見るべきでした
発売、本当に楽しみですよねー
正座待機でwktk待ちたいと思います!
リリはウザいから、残念な表紙だな。
ヒロインでもない奴がペアで描かれるとか意味不明。
12巻読んだ!!
ベル君レベルアップキタ———-
ダンまちマニアさん
12巻を読めば、その思いも変わるかもしれませんよ
それぐらいにリリが素敵な輝きを見せてくれた巻でした
ダンまちファンさん
レベルアップ来ましたねー
そして、あれだけの連戦を経てようやくレベルアップを自分のモノにする描写がほんと最高でした!
リリは別に嫉妬してないというか、マリィの存在に気づいてないと思うなー。
単に感極まって抱きつきに行っただけだと
ゆうさん
ご指摘ありがとうございますー
『頭突き』の表現だったので、感極まってよりも嫉妬かなーと思い込んでましたが、読み返してみたら、ベル以外が気づいて反応してる部分とか描かれてなかったですねー
失礼しましたー
ヴェルフのLVup速すぎじゃね?
未定さん
すみません、お返事遅くなりました
ヴェルフのランクアップは6巻の時点でLV2になっています
そして、神会があるのは三ヶ月に一度
なので、今回のヴェルフのランクアップは、LV2→LV3じゃなくて、LV2になったのを後追いで祝っているのでは? という可能性もある気がします
もし、どこかに見落としがあったらすみません
いつも拝見させていただいています。
ヴェルフは、「不冷」の二つ名をもらっているので、Lv2ですね。
ちなみに、8巻で「不冷」の逸話が出来たときに、その後の神会で「不冷」を付けられることになる・・・みたいな書き方していましたので。
khamenさん
コメントありがとうございます。
やはり、ヴェルフはLv2のランクアップですよね。
間違っていないようで安心しました。
ありがとうございます!