id=”ダンまちダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか-9巻-あらすじ感想ネタバレあり-発売日20150912″>【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9巻 あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日2015/09/12
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
ダンジョン系冒険活劇ライトノベルの第9弾!
作りこみが丁寧で読みごたえがあるおかげで、ダンまち大好きです!
- 【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9巻 あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日2015/09/12
- 【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9巻 あらすじ
- 【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9巻 感想・ネタバレあり
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【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9巻 あらすじ
大森藤ノ×ヤスダスズヒトが贈る、
圧倒的ダンジョンファンタジー、第九弾!
「モンスター……ヴィーヴル?」
新たなダンジョン階層域『大樹の迷宮』に進出したベルは、竜の少女ウィーネと出会う。
人語を話し、人からも怪物からも襲われる孤独な少女を保護することを決めるのだが……。
「竜女か──久々の上玉だ」
忍び寄る暴悪の狩猟者達の魔の手、覆すことのできない人と怪物の軋轢、そして動き出すギルドの真の主。
一匹の竜の少女を巡り、都市に波乱がもたらされる。
人と怪物、神々を揺るがす異常事態──
ダンジョンの異変に迫る迷宮譚第九弾!
「ベル……大好き」
これは、少年が歩み、女神が記す、
──【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──
【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9巻 感想・ネタバレあり
どこまでも冷静であろうとするリリが可愛い
リリ可愛いよ、リリ
もともと、リリルカ・アーデというキャラ自体が大好きなんですよね
何度も絶望して何度もあきらめかけて、ようやく今、あの場所に収まっている
その感慨は、何よりも彼女の中で渦巻いているでしょうから
だからこそ、あれほどにファミリアに対して愛着があり献身できる
(ベルが大切にしているものなら、絶対に彼女は大切にするだろうという安心感と信頼感があります)
それにね
小人族(パルゥム)なおかげで合法ロリ!
なのに、オネショタだって出来るんだよ!
そんな新たな可能性をダンまち 8巻では見事に示してくれました
もう全方位に抜け目がないような彼女が、今回の一番の功労者だと思います
ファミリアの頭脳として、戦えないというハンデ以上の活躍を見せるリリ
今回も見せ場はたっぷりありました
ベルに振り回されて、頭が痛くなるような展開ばっかりだろうに …
よくあれだけ健気に尽くしていると思いますね
どんなことがあっても愛想を尽かすことはなく、ベルを信じて付き従っていく
それだけの深い絆があることを言動の端々から感じることができるのがいいです
だって、ベル以外がこんなことをしたら『絶対に許さない』案件ですからね、これ
他ファミリアがモンスターをかくまうなんて事実を発見しようものなら…
弱みを握ってファミリア一つを壊滅に追い込むぐらいのことはしてくれそうです
そんなリリが
アスフィのように苦労人ポジションは、報われないことが多いので心配ですが…
それでなくても、リリはソーマ・ファミリアの一件で、最終的に救われたとはいえ、たくさんに傷ついたのですから…
ヘスティアとベルを奪い合った、あのポジションにぜひ返り咲いて欲しいですね
外伝であるソード・オラトリアのほうで語られるロキ・ファミリアを見ると、冒険者としてレベルの低いものがサポーターをやっています
なので、冒険者としての素質がないとあきらめ、生粋のサポーターとして生きたリリにも可能性は残されているはずです
冒険者が戦いに特化する一方で、サポートを片手間にやるというのなら…
サポートに全神経を注いだサポーターという存在が、それにどう立ち向かうのか
どうやって、その差を見せつけていくのか、そこが一番楽しみです
それと、ロキ・ファミリアの首領であるフィンもそうですが…
小人族(パルゥム)は、指揮命令系統を司るのがうまいのかもしれませんね
身体が小さいからこそ、肉弾戦にこだわらず、それに代わる武器が必要だった
努力で鍛えるべきは、体だけではなく頭も必要だ…というのにいち早く気づいた
もしくは、本能で理解していたのかもしれませんね
幸いにも魔剣を作れるヴェルフがいるおかげで瞬間火力要員としては扱われてますし
匂い袋なども見つけてくるのはリリの仕事になっている
アイテム要員として、まだまだ頑張ってくれそうで嬉しいです
春姫が魅せてくれた。心優しき女の子は、いつだって魔物使いの素養を持っている
ファンタジー世界でのモンスターを仲間にするという行為
- ムチをつかったり相手を倒した後でのテイムで調教
- 『こわくない』から始まるナウシカ系女子
そのどちらかに振り分けられると思います
こわがりで優しい女の子が距離をつめていくのは、見ていてほのぼのしますね
見捨てられない、放っておけない
その心が恐怖を押さえて、手を差しのべるきっかけになったんだと思うと
なんとも嬉しい気持ちになります
レベルブーストという強大な魔法の他に、もう一つの特徴として心を通わせるになるのか
あ、でも、いろいろ妄想しちゃうエロ狐なだけでも、もう特徴としては十分か
ぴこぴこと耳としっぽを動かすメイド系アイドル
今後も優しさを振りまいてほしいですね、まさに癒しです
主人公の葛藤は、爽快感と引き換えに…
物語を描く上で、成長のための足踏みとも呼ばれる主人公の葛藤は、時として足枷になります
葛藤は、描けば描くほどに問題の大きさや重大さがアピールできるのです
…が、反対に本を読んでいるときの読者の爽快感が減っていきます
これが、本当に難しい
今までの物語は、ボスが自分の手の届く範囲だったおかげで爽快感が高いものでした
- 3巻のミノタウロス戦
- 5巻の階層主戦
- ファミリア同士のウォーゲーム
どれも、分かりやすくも楽しく爽快感のある激戦でした
番狂わせ(ジャイアントキリング)的な感じが本当にいい
- 格上をいかに倒すか
- どうやって努力と知力でその階段を埋めるのか
- 出来る対策は他にはないのか
その、全てを使い果たしてぶつかっていく姿がいいんですよね
すごい楽しかったし見せ場として輝いていました
ただ、春姫争奪戦あたりから、もう自分の力ではどうにもならない絶望感と葛藤も強くてね…
その葛藤部分が物語を大きく浸食し始めているように思えるんですね
その『自分ではどうしようもない部分』を描かれ続けていると…
読者もどうしようもないのだから一緒に気分が落ちていってしまうとなりかねません
なので、そのあたりの手綱さばきは、これからの展開に期待したいところです
一度沈み込むところからの躍進こそが、より大きな反動として楽しめることを期待して待ちたいと思います
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