リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)23巻 ネタバレ感想&あらすじ紹介発売日2020/6/25
2020/09/08 リゼロ 24巻(最新刊)発売日2020/9/25へのリンクを追加
2020/07/04 ネタバレ感想追記
2020/06/06 表紙情報+あらすじを紹介
リゼロ 22巻の発売日2020/3/25から、待つこと3か月
ここ最近は暗い話題ばかりでしたが…そんなときでも嬉しいことはあるんだね
というわけで、安定のリゼロは3か月で発売予定となるようです!
いやあ、嬉しい、楽しみ!
リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)23巻 あらすじ紹介&購入前雑談
「――改めまして自己紹介をば。俺の名前はナツキ・スバル!」
「これってもしや、異世界召喚ってヤツ――ぅ!?」
俺の名前はナツキ・スバル!
無知無能、無力無謀、四拍子欠けた現代日本出身のどこにでもいる高校生だ!
そんな俺が突然招かれたのは、見知らぬファンタジー世界だった!
超絶美少女と美幼女のお出迎えを受け、いざ異世界冒険譚!
って話かと思いきや、どうもそんな単純な話じゃないらしい。
俺が記憶喪失?
塔の『試験』続行中?
おいおいこいつは、暗雲立ち込めてきやがったぜ!
「もっと強い人も、頭のいい人もいるのかもしれない。でも、私はあなたが、スバルがいい」
大人気Web小説、喪失と再生の第二十三幕。
――『ナツキ・スバル』、オマエハダレダ?
2020/06/06あらすじ更新+追記開始
発売まで残すところだいたい3週間!
こうしてAmazonや楽天などの販売先であらすじや表紙が来ると楽しみが倍増しますね
いやあ、それにしても大迫力な棒振りさんですね…
これが、レイド・アストレアって男の持つ存在感ですか、すごいわ
着流し系って、はだけたり着崩していても格好いいんですよね
ひきしまった肉体もそうですが、やっぱり戦闘をしてきた感が服に宿るのがいいですね
そして、左手に持ってるのは、なんと瓢箪(ひょうたん)ですよ…
中身がなんだろう?
どうやって補充してるのだろう?
そんなあれこれを想像させるオシャレアイテム
まあでも、何よりも個人的に印象的なのは、やっぱり赤い髪ですね
この20巻の表紙でも見えているとおり、アストレア一族を象徴する赤髪
その初代から受け継がれたのか…と思わせる髪の色はやっぱりいいですよね
個人的にこういう、脈々と受け継がれる遺伝要素みたいなの大好きなんですよ
そして、そんな表紙をさらっと持って行ってしまうほどに強烈なあらすじでした
やっぱり、スバルの記憶喪失は確定のようですね
「もっと強い人も、頭のいい人もいるのかもしれない。でも、私はあなたが、スバルがいい」
おそらくは、エミリアの言葉
そして、きっと…エミリアが代表しただけで、ベア子も、その場にいる誰もが思っている言葉
果たしてスバルの記憶喪失がどのように描かれるのか、そして記憶復活になるのかも含めて楽しませていただこうと思います
2020/06/06あらすじ更新+追記終了
試練は続くよ、どこまでも…
まあ、そもそもスバルさんの前に試練がなかった回はありませんけどね
試練だよ! ってラベルがついてなかっただけで
日々これ試練! うん、なんかそれっぽい
で、今回は前回から続く試練の続きだと思います
しかし…ねえ
棒振りことレイド・アストレアって、今のところ暫定最強の脅威ですよね
だってあれ、ラインハルトが敵に回った以上の敵ですよね
個人的には、あれが現代の剣聖(ラインハルト)や剣鬼(ヴィルヘルム)から見てどう評価されるのか…とか、めっちゃ気になります
化け物は化け物を知る…って奴ですかね
化け物だからこそ、そのヤバさが分かるというかよね
そして、何よりも薄気味悪いのは、22巻の最後の最後
何がどうなっているのか、状況の理解に苦しむような展開でした
ただ、見返してみて想像できることをあげるのなら…
- 「スバルの異世界に来てからの記憶を喪失」
- 「スバルが異世界に来た状態に戻される」
のどちらかだと思います
1は、ここに来てからの記憶が奪われたタイプ
今まで築いた絆が全てなくなってしまうのは絶望としか言えませんね
エミリア、ベア子、パトラッシュを筆頭に誰とも良好な縁を結べていた
それがなくなってしまうのは本当に痛い
2は、それに加えてフィジカル的な意味でもダウンしているタイプ
ここまでで凡人ながらも訓練を続けていたスバルさん
そのフィジカルまで持っていかれたりしないかな…というのが心配
ただ、フィジカルが記憶と違ったら筋肉は覚えている的な展開で救われてくれないかな…というのも期待
2020/06/06追記
記憶喪失と書かれていたのでフィジカルダウンはなさそうです
まあでもね…相当に厳しい、絶望的な状況なのは変わりませんが
何にせよ、棒振りレイドよりも前に解決しなきゃいけない地獄が待っていそうですね
スバルの穴を埋めるのは、エミリアか、ベア子か、パトラッシュか
ダンナが不調なときは嫁がフォローという意気込みで、ぜひとも窮地を脱出してほしいものです
リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)23巻 ネタバレ感想
レベルダウンよりもはるかにしんどい記憶喪失回でした
今までの創作でレベルダウン(レベルドレイン)などでの能力の低下シチュは何度か目にしました
記憶喪失だと、最初から記憶喪失から始まるものは何度か目にしました
でもね、ここまで積み上げてきたものを記憶喪失でぶち壊すってシチュエーションは、私にとっては初めてでした
いや、しんどいっすね…これは
何がしんどいって、忘れたスバルも、忘れられたみんなも、全員がしんどい
エミリア、ベア子、ラムと、スバルに忘れた落胆は誰しも激しかった…
でも、そんなこと言われましても…状態のスバルも同じくきつい
その、お互いにしんどいシチュエーションが見ていて辛いなぁ…と改めて実感しました
リセットされたスバルだったらしょうがないか…
そう思いつつも、見ていてもどかしい展開がめちゃめちゃ多かったのも辛い
肉体的に自由がきかない(理想の動きができない)ながらも経験でカバー
みたいな展開はわりと好きで私自身もツボなんですが…
逆に精神的な成長&つながりはゼロにリセットでフィジカルだけ少々上がってる
その状態がどれだけえげつないのか、じっくり味わいました
そして、こうして書いてるからこそ気づけたことでもありますが…
スバルの成長はフィジカルよりも周囲を巻き込んだもの&メンタルに比重が多かったのだなと
周囲のモチベーションをあげる役割としても、ずいぶん大きく担っていたのだな…と
今回の巻を見ていて実感しました
今回はリゼロ名物ともいえる、ジャンプのために溜める回とでも言うんですかね
ぐっとヒザを折り曲げて飛び上がる準備の回、そういう印象でした
最初にスバルの信頼を勝ち取るのはパトラッシュ…さすがの愛竜でした
今回は全員の信頼関係がリセット状態、好感度で言えばゼロorマイナスからのスタート
そうなると果たして誰がスバルを射止めるのか…
いわゆるスバルさん争奪戦みたいな流れが出てくるわけですが…
ここでも一番に愛されたのはパトラッシュでした
いや、本当にあの子はいい感じに忠誠を誓うし、愛を注ぐし、本当にすごいなと思いますね
だってさ、しゃべらないんだぜ?
そのまなざしと鳴き声と態度だけで、スバルへの愛をすべてを示すんだぜ
まあ、だからこそ…なところもありますけどね
修羅場をくぐるときに自分を犠牲にしてでも守ってくれるって…
そりゃあ惚れても当然だわな…って感じになります
どんなときでも裏切らない…そういう信頼感があるのが余計に高評価ですよね
トカゲよばわりから正妻ポジションゲットですよ、本当にすごい
今後も活躍がたくさん出てくるとは思いますが、愛妻ポジションは今後も確保していってほしいものですね
明かされたメイリィの過去&母様は大罪司教の色欲カペラさん?
今回もあまたの犠牲者を出しながら、話が進む回でした
犠牲になった命の数はたくさんあり、だれが殺したのかわからないことも多い
ただ、その中で一番個人的に印象に残ったのはメイリィの話でした
死人になった瞬間に生まれた死者の書
その中で目にした、メイリィの今までの生い立ち
- 魔獣に育てられていた
- 腸狩りのエルザと仲が良い
- 母を恐れている
そのバラバラと落ちていたピースを一つの線でつないでくれたような
そんな展開がありました
そして、恐れていた母の言動と能力を見るに…
大罪司教の色欲担当、カペラさんですよね、あれ
うん、ここでそうつながるか…と驚きながら見てました
いや、普通じゃないとは思っていたけれどね、ボスキャラの娘扱いとはね
そうなると対カペラ戦では戦力になってくれないのかなぁ…とか
今回の旅の目的を聞いた時点で母様の存在はわかっていたんだろうなぁ…とか
あれこれと考えてしまいます
そして、スバルとまざりあい、脳内にいる状態になったことで分かった言動
あの子の価値基準や感覚が見られたのはまた面白かったですね
記憶喪失は死者の書が原因の可能性が高く、本の主と混ざり合うらしい
前回のラストあたりで描かれた不思議な展開
あのときにはさっぱり意味が分かりませんでしたが、こうして話を見るとようやく少しだけつかめてきた気がしますね
伏字になっている部分に入るのは名前
そして、死者の書に書いてある人と読み手がまざりあうというお話
場合によってはその主従関係が逆転してしまったりもしそうですが…
とにかく、原因であり解決の手段はおそらくその部分になりそうです
このあたり、もどかしく感じるのが「死に戻り先」の決定方法ですね
もし、記憶を失うことなく死者の書を読んだあとの事態を知ることができれば、スバルさんの塔攻略は劇的に進んだと思います
それが、今回の死に戻り箇所の再設定によってできなくなってしまった
このあたり、任意でのセーブとは違う「死に戻り」という異能の一番しんどいところがもろに出ている感じですね
【余談】今回の話、俺にはかなり難しすぎる話だった…
今までにも『リゼロって難しい展開多いよなぁ…』と思うことは多かった
伏線や情報量が本当にハンパじゃなく多いですからね
俺がわかってることよりも気づいてないことのほうが多いんじゃないか…
俺は本当にリゼロを全部わかって楽しめてるんだろうか?
そう不安になることが多かったですが…
今回の巻は、いっそうそれを強く感じましたね
「え、ちょっと待って、今のなに?」
みたいな話がすごい多い
本当に今回の話は難しいし、俺の理解力では難しすぎる話だった
ぜひとも解決編が出たら
「あーそういうことだったのね」
と納得顔でうなずきながら、もう一周したいものです
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