id=”魔法科高校の劣等生22巻-動乱の序章編下あらすじ感想ネタバレあり-発売日-201769″>魔法科高校の劣等生22巻 動乱の序章編〈下〉あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日 2017/6/9
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
2017/6/9 11:30 感想・ネタバレ 追記しました
ついにお兄様の最新刊の発売日が決定!
というわけで、魔法科高校の劣等生 22巻 動乱の序章編<下>は2017/6/9が発売日となります
- 魔法科高校の劣等生22巻 動乱の序章編〈下〉あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日 2017/6/9
- 魔法科高校の劣等生22巻 あらすじ&購入前の雑談
- 魔法科高校の劣等生22巻 感想・ネタバレあり
- 魔法科高校の劣等生 別の巻の感想&あわせてお読みください
魔法科高校の劣等生22巻 あらすじ&購入前の雑談
変貌する達也を取り巻く状況。 二十八家内の溝が動乱を呼ぶ!?
二〇九七年四月。
横浜で行われた、十師族及び師補十八家の後継者たちを集めた会議での達也の振る舞いは、他家との軋轢を生む。
“全ては深雪を守るため”の達也の判断を支持する真夜。
しかし、同時に他家への警鐘を鳴らす──特に、十文字家と十山家への警戒を強めるのだった。
時を同じくして、十師族『三矢家』の少女、三矢詩奈が行方不明に!?
彼女を捜索する矢車侍郎と第一高校のメンバーたち。
その裏には国防陸軍所属の遠山つかさの暗躍の影があった──。
“人間”と魔法師の共存。魔法師に集まる人々の懐疑心が、彼らの状況を一
変させ、そして動乱の渦へと巻きこんでいく。
前回の巻の引きは見事に継続するようですね
他家との軋轢といいながら、きっとお兄様は表情一つ変えないで受け流すんだろうなぁ
『争いは、同じレベルの者同士でしか発生しない』とも言われるしね
どんなに噛み付こうとしても、お兄様が相手にしなさそうだ
そして、三矢詩奈は登場して早速、行方不明ですか
第一高校のメンバーが誰まで指しているのかだんだん怪しくなってきていますが、みんなに出番があるといいなぁ…
ホント、良いキャラが多すぎるおかげで過酷な椅子取りゲームですよね
そして、人が生み出す動乱の渦ということで、ちょっと暗めの展開なのかな?
この前は人死にもありましたし、だんだんと暗めになりそうですが、お兄様には明るく楽しく無双してほしいものです
魔法科高校の劣等生22巻 感想・ネタバレあり
四葉のトップ会議の空気の読みあいが個人的に大好き
発言に気を付けてしゃべる、という独特な緊張感が好きです
一言にまで細心の注意を払い、会話の機微や相手の顔色をうかがうことができる
そういうのは、本当の名家でもなければ、社会人でも経験する機会がほとんどないですよね
なので、そういう空気を見せる『四葉』の頂上たちの会話は今回も良かったです
黒羽姉弟以外のキャラもずいぶんと定着して、しっかりと四葉が構築されてきた感じです
おかげで、会話の中でも役回りや立場が見れて、より面白くなってきた気がします
これ以上の失言は許されない、この話を続けているのは良くない
そういう意図を持って話題を転換したりつないでいくのも、古式ゆかしい会議のようでいいですよね
あの場にいるものたちが全員で作り出す、その場の空気と会話運び
そして、名家や頂点に立つ側の考え方などが垣間見えるああいうのがほんと大好きです
さすおに要素は盛りだくさん! 見え透いた罠には見向きもしないところは、さすがはお兄様です!
物語の構成上、主人公サイドに対して張り巡らされた罠って、だいたい見事に炸裂するのが定番ですが、今回、お兄様は見事にスルーしてくれました
自分が踏み込むべきか、その必要がないのか
その線引きが自分の中できちんと出来ているあたりは、やはり、さすおにの源と言っても過言じゃないかと思います
この巻でエリカも評価していましたが、『何を優先すべきか迷わない人』というのは、芯が固まっているからこそなんですよね
そして、その一番が『妹』を最優先することなのだから、さすがは「お兄様」だというのも納得です
どこまで行っても、一番のきっかけは兄として妹が大切だからなんですよね
そういう意味でも、この作品はきちんと家族や兄妹という役割をこなしてるなーと思います
今回も襲撃があった際にも、深雪を人質に取らせず、後は無視してましたしね
最後のほうでも遠山さん相手に問答無用で戦ってましたしね
やっぱり、あの割り切り方はお兄様の大きな魅力だと思うんですよ
薄情や冷血漢という言い方も、裏を返せば、その愛を一身に受ける相手がいるからこそなんですよね
そして、どちらを助けようとか、どちらも失いたくない…なんてことを言って葛藤している姿よりは、堂々と自分の理念を持って戦うお兄様の姿が素敵でした
それと、もう一つ
問題が発生したときに解決方法を即座に組み立てられ、実行するかどうかを決められた部分も、さすがはお兄様です
『カバンを置いて帰るなんて不自然だ、誘拐だ!』と周りが騒ぎ立てる中で、最後まで『本人の意思』である可能性を指摘するところ
両親にその気があれば警察は動かせるし、監視カメラを見れば追跡も可能だということ
どんなに興味がなさそうにしていても、きちんと解決方法を考えていたり、それを提示するあたり、本当に面倒見がいいし優しいですよね
こんなところも『兄』を感じさせる行動だと思います
しかし、友人一同が、完全な指示待ち人間のようになってますねえ
まあ、その分、お兄様の存在がいかに大きいか、というアピールポイントになるんですけどね
指揮してくれる有能な上がいると、下が従うだけになっちゃうのかなーというのも今回で見えたところかもしれません
MORE DEBANなキャラが多すぎる、真由美や摩利に愛の手を! リーナは逆に程よかったです
前回の若手会議の後の和解として、お兄様の説得を決意する真由美とそれに巻き込まれる摩利!
17巻では二人で表紙を飾ったゴールデンコンビが復活!? と思ったら、めっちゃテンションあがりました
これで深雪も同席してくれるなら、いい感じに色々話が広がるかなーと思ったら…
まさかの『延期』ですよ!!
ああ、非常事態だからというのは分かるが、説得シーンがめっちゃ楽しみだっただけにとても残念でした
中断ではなく、ちゃんと延期になってくれるといいな、次巻ではぜひ見たいですね
魔法科高校という舞台柄、卒業した大学生組の登場はかなり減ってるので、頑張って欲しいところですね
逆に、しっかりポイントを抑えて好感度があがったのはリーナでした
心配している描写の後の感謝の電話、しかも告げる際に居住まいを正すのは、やっぱりグッと来ましたよ
ああ、本当に嬉しかったんだろうなぁ…
どんな無理をしてでも、感謝を告げたいと思って行動した姿はすごく良かったです
四葉とのコネクションという意味でも確立がされつつあるし、今後の登場回数も増えるでしょうから、そのあたりも楽しみです
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