【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 4巻 あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日2013/12/14
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
ダンまち 3巻 発売日2013/05/15から7か月!
前回までの3巻で、第一章とでもいうべき展開だったので、新章突入感がいいですね
そして、激闘の後にはやっぱりご褒美もほしいもの
前回がまさに超大激闘だったので、つかの間の休息を味わってほしいですね
というわけで、今回もダンまちを楽しんでいきたいと思います
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【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 巻 あらすじ
「「「「Lv.2~~~~~~!?」」」」
先のミノタウロス戦での勝利により、Lv.2到達、世界最速兎(レコードホルダー)となったベル。
一躍オラリオ中の注目・羨望を集めることとなった少年の元には、仲間への勧誘が絶えない。
廻り巡る環境。そんな折――
「俺と契約しないか、ベル・クラネル?」
偶然にも自身の装備《兎鎧》を創った鍛冶師のヴェルフと出会い、仲間を組むことに。
しかも、彼は圧倒的な力を誇る《魔剣》唯一の創り手らしいのだが……?
犬人ナァーザ、そして女神ヘスティア、ベルが交わした2つのアナザーエピソードも収録!
これは、少年が歩み、女神が記す、
── 【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──
【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 巻 感想・ネタバレあり
レベルアップは喜んでくれる人がいるから、なお嬉しい、エイナさんの反応が最高でした
世界最速兎と書いて(レコードホルダー)と読む
そんな輝かしい称号がベルに送られたのは、本当に嬉しいことですよね
やっぱり、主人公ならではの他とは違う『特別感』っていうのは素敵ですから
憧憬一途(リアリス・フレーゼ)の効果は、本当に抜群でした
3巻でロキ・ファミリアの驚いてくれたものの裏付けというか強化的な感じもして、余計にいい
やっぱりね、そういうリアクションが大事なんですよね
そもそも、ベルの偉業を客観的に驚いてくれるのが本当にいい
だって、どれだけ常識から外れているのかなんて、本人だけでは分からないですから
ただ、数値や事実をぽんと出されるだけじゃ、そのすごさが分からない
そのすごさを教えてくれるキャラっていうのが、物語にとっては大切なんです
その世界の一般常識を知り、なおかつ、数多くの冒険者を知っている
そんなエイナさんが取り乱してしまうというところに、ベルの特異性が強く表れているなと思います
良きアドバイザーとしての本分を忘れず、しかし、リアクションを取ることもおろそかにしない
そんな、素敵なお姉さんとしての立ち回りは今回も輝いてました
ベルのリトル・ルーキーという名前に笑みをこぼすあたりは、まさにお姉さんという感じがしてホント好きです
神会(デナトゥス)で出てきた、神々たちの戯れ&伏線の数々
ベルの称号を決めるためにヘスティア様も出席ということで参加してきた回
初回読んだときは、称号というか二つ名をつけてはしゃぐだけの回だと思ってました
でも、2019年6月現在でダンまち15巻まで読んだあとに見返してみるとね
ちりばめられた伏線に気づくことができました
初回で読んだ人は、ぜひ話を読み進めた後にもう一度戻ってきて、この場所を楽しんでほしいですね
覚えておいてほしいのは、イシュタル・ファミリアの存在
ここと、フレイヤ・ファミリアの確執というか因縁は、この時点ですでに、たくさんつもり積もっていたんだと分からせてくれます
それと、タケミカヅチ・ファミリアにいる命の存在
あ、ここで絶†影なんて名前をもらって愛されていたのか…としみじみしました
こうして後から見返してニヤリとできるシーンはいいですね
やっぱり、物語はわかるからこそより面白いというのがあると思います
豊穣の女主人で安らぎのひと時を、シルさんリューさんと素敵なご飯
激闘を繰り広げたら、次は休息も大事ですよね
ということで、看板娘であるシルさんとリューさんに相手をしてもらいながらの楽しい宴会となります
リリも参加で両手に花じゃ足りないぐらいの幸せ度合ですね
いやあ、実にすごいものです
ミア母さんの粋な計らいというのがあると思いますが…
こうして、看板娘と一緒にご飯を食べられるって素敵ですよね
色んな意味で羨望のまなざしをあびる優越感、いいと思います
そして、巻き込まれた荒事から描かれる展開がまた良くてツボでした
にぎやかな酒場、華やかな店員たち
ただ、その綺麗な花にはトゲがあることがしっかりと描写されていてよかったです
個人的にね、笑顔で優しい人が暴力を前にして隠していた力を振るう
そういう展開が最高に好きなんですよ
不用意に見せつけるような真似はしない
それでも、牙も爪も備えているし、いつでも振るうことができる
そんな展開に近いものが見えて、個人的に最高に良かったです
それと、もう一つ
リリがお酒を飲めないと言っている伏線に気づいてちょっと嬉しかった
リリがお酒を嫌う理由は、後の巻でしっかりと描かれています
15巻のエピソードでもリリがお酒を飲まない理由がしっかりと描かれていますので、合わせてお楽しみください
新キャラ! 駆け出しの鍛冶師:ヴェルフ・クロッゾはいわくつきの登場でした
2巻でサポーターのリリを仲間にしたベルのパーティー
二人パーティーからスリーマンセルにするために増やしたのは…
まさかのスミス(鍛冶師)ですよ、本当にびっくり
- ベル・クラネル:戦士
- リリルカ・アーデ:サポーター
- ヴェルフ・クロッゾ:鍛冶師(兼戦士)
バランスいいのか、これ? と思わず頭をひねってしまう
個人的には、2巻でリリが仲間になったときと同じぐらいに意外でした
もっと、ベルの足りないものを補う感じでくるかなーと思ってたので
でも、職業や種族なんてそれこそ、いくらでもあるのでしょうから…
その中からこういう選択をしたというのは、大切にするべきなんでしょうね
ゲームの世界でも、キャラメイクは大事な要素ですし、物語の中でも仲間というのは大事なので
というわけで、職人魂あふれるヴェルフが仲間になりました
魔剣という存在、それに対する思いや頑固さなど、ああ、職人だなぁ…と感じるところが多いですね
やっぱりね、職人は常人には理解されなかったり受け入れられない、そんなこだわりが大事ですね
個人的に好きなシーンは、ミノタウロスの角で武器を作って、ベルに渡したシーン
作り上げた武器を渡して、そのうえでお互いの距離が縮む感じは見えていてよかったです
ベルの熱は上級冒険者たちに伝わった、ロキ・ファミリアの反応がいい
前回の大勝負は、まさに最高の盛り上がりを見せてくれました
で、その余波とでもいうべきシーンが描かれていたのが個人的にツボでした
いやあ、やっぱり名勝負は、すぐおしまいじゃもったいないですよね
じっくりと思い出したり影響されたりして、繰り返し味わう
それこそが、最高の楽しみ方だと思います
にしても、ベルの名勝負が火をつけたというのが本当にいいですよね
- 強くありたいと思う気持ちが膨れ上がって制御ができなくなった
- ダンジョンで敵を前にしたら、いてもたってもいられなくなった
- いつもなら相手にしない敵(後輩にゆずる敵)ですら相手をしたくなった
このあたり、本当に自分でも制御できない感情っぽくて非常に好きです
なんといってもね、そんな雑魚を相手にしなくてもいい…と普段なら流す相手をねこそぎ倒したくなるあたりが、その焦燥感があっていい
何かしていないと落ち着かない
強くなるために何かしたい
そういう気持ちの表れをとても強く描いているところが良かったです
上層から中層にようやく入るレベルの駆け出し冒険者が、上級冒険者に与えた影響は計り知れない
そういう展開も、低レベルならではの楽しみがあっていいですね
今後もロキ・ファミリアとの因縁は深まっていく一方だと思うので、楽しく見守りたいと思います
次回は中層! ネクストステージが楽しみです
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