【よう実】ようこそ実力至上主義の教室へ 6巻 あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日 2017/5/25
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
個人的に最近注目してる、ちょっと知的な学園モノのラノベ!
その最新刊の発売日が判明したので、ご紹介となります
学生としては優秀すぎやしませんかね…とか思ってしまうほどに早熟なキャラが多いですが、それがいい
それと、ほんのりダークで歪(いびつ)なキャラが多いのもポイントです
個人的に闇が深いキャラが好きです
でも、闇があるんだよ!って顔して異常な思考をしてるんじゃなくて、あんなに普通に振る舞っているのにすごい過去があった…みたい展開が好きです
そのあたりも、この作品はいいですね
単なる明るいラブコメとは、そういうところがちょっと違う、そんな学園モノがツボにきました
【よう実】ようこそ実力至上主義の教室へ 6巻 あらすじ&雑談
体育祭も終わり肌寒くなりつつある10月中旬。
生徒会の新旧交代式が行われ、生徒会長の座は堀北学から2年の南雲雅に引き継がれた。
新時代の到来を感じさせる中、綾小路はクラスメイトの佐藤麻耶に人気のない渡り廊下に連れて来られる。
「綾小路くんって誰か付き合ってる人とかいるわけ? その、電話番号交換してよ」
向けられたのは半ば告白手前の言葉。
体育祭での活躍の結果、綾小路に対する注目度は大きく上昇、周囲に大きな変化が訪れていた。
そして到来する特別試験・期末テスト。例年退学者を出すペア制とペーパーシャッフルという複雑な試験にDクラスはどう活路を見出すのか。
大人気クリエイターコンビが贈る、新たな学園黙示録第6弾!!
(2017/5/1 あらすじ追記前)
「龍園の魔の手が堀北に迫る!?」だけとか、ちょっとー、あらすじ短すぎんよ
実質一行ですよね、これ、今回も不穏な空気のようです
公式サイトも見てみましたが、まだ掲載されていないところから、あらすじ紹介はもうちょっと後になりそうです
表紙ももうすぐのようですし、更新されたときにこちらの記事もリライトします
(2017/6/2にあらすじ追記しました)
無人島でかませ扱いになったときは、すぐにいなくなるかなーと思った龍園さん
その後にきちんと敵キャラ認定されて戻ってきた返り咲きっぷりはすごいですね
今回はいったいどんなことを仕出かしてくれるのでしょうかね
女子じゃないけど、個人的にああいうキャラは生理的に無理です
まあ、そう思わせるほどに上手なキャラ作りなのでしょうが…
発売日を楽しみに待とうと思います
【よう実】ようこそ実力至上主義の教室へ 6巻 感想・ネタバレあり
櫛田の闇がついに公開! そして、堀北兄まで巻き込んだ賭けが始まった
今までにも堀北のことが嫌いだと言い続けてきた櫛田
その本性が、ようやく出てきてくれました
しかし、一番でいるために八方美人の熟練度をあげるとはな、本当に意図して誰からも好かれるためにぶりっ子をするとは…
『偽善者っぽく感じる』キャラじゃなくて、『偽善者でありたいと願う』キャラは初めてかもしれないです
そして、その動機の闇の深さが、たまらないですね
やっぱり不純な動機のほうが人は欲望のために努力できると思うんですよ
そして、それを欲するあまりに自分が壊れるまで、もしくは、壊れても求めてしまうあたりも人間らしさですね
承認欲求欲しさにハゲそうになるほどストレスを溜め、髪をかきむしり、吐き気をこらえ、それでも笑顔で振る舞う
うん、ほんと素敵な狂気だな
龍園より個人的には櫛田がラスボスとして頑張ってほしい感があります
しかし、まさか堀北のお兄様まで巻き込むとは思ってもみませんでした
というか、ちゃんと妹がお願いしたら出てくるのね、話なんて聞かないかと思ってたけど、わりと話せば分かるタイプっぽい
前の巻で綾小路と駆けっこしたのがきっかけの一つなのか、それとも元々こういうキャラなのか
何にしても、卒業までにもうちょっと食い込んでくれそうだから、今後の登場が楽しみですね
そして、賭けの報酬が大きな伏線になってくれるのかなぁと今から楽しみです
綾小路グループがほのぼのでとても良かった
集団でいることになじめなかったグループ、という不思議な縁の集団
いいですよね、クラスの中心じゃなくても救われる救済措置は嬉しいものです
しかも、あだ名だったり、下の名前で呼び合っていくようになったあたりがいい
人と人の間には、楽な空気が流れる居場所があると思うので、今回のように仲良く過ごせる集団が見つかってほっと一息です
そして、愛里がその集団に入れてほんと良かった
男だらけのところにいた綾小路の隣にいようとすると居心地が悪かっただろうから、こういう気の合う仲間が見つかって良かったです
綾小路を呼ぶだけで舞い上がっちゃうような可愛い子があのグループの面々とどうつながっていくのか
個々の成長もテーマだと思うので、その成長を楽しみに見ていようと思います
龍園の魔の手は届かなかったよ、堀北の成長がうかがえた巻でした
前回の体育祭がボロボロだっただけに、今回も負けっぱなしかなぁ…と思ってたので、今回の鮮やかな逆転劇はテンションあがりました
同じ技は二度通じない!
それこそが、明確な成長だと思います
思考し、予防をするだけでなく、相手の出方をうかがった上でだますことができる
今回のは、本当に全員が騙されていたのだから見事ですね
綾小路が言わなきゃ、Cクラスも壊滅に追い込めたかもしれないし、ずいぶんと成長した読みあいだなぁと楽しませてもらいました
綾小路が用意した保険は不発でしたが、そこまで読んで動いてるあたりもさすがですね
張り巡らされた罠と罠を見るに、ほんと、誰も彼もが騙しなれてるなぁと感心しながら楽しませてもらいました
今度は魔の手が軽井沢さんに及ぶ可能性がある感じですが、この子には、ほんと幸せになってほしい
なんていうんだろう、誰と恋人になるとかそういうのじゃなく、本当に心穏やかに過ごせて本人が幸せだと思う日が来てほしい
でも、きっと都合のいい女であることが幸せになっちゃうんだろうなぁ…
ホント、報われてほしいです、この子には
次回に救済があることを楽しみに待ちたいと思います
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